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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第11章 ~ 落花流水の情~

「……ルカ」
もっと……そう、呟くように彼の名を吐息を交えながら声をだす。
「ん?」
わかってるくせに……いつものように耳元で優しく返事をするルカ。だが、その指と舌はサクナを焦らしあげる。
「くちゅくちゅして欲しい? でもドレスが邪魔で出来ない。サク捲って」
そんなわけない……だって、指を伸ばせばいいだけ、すぐそこを指がくすぐっている。
だが、サクナは堪え切れずドレスを持ち上げ、その場所を自らあらわにさせる。
「良い子だねサク、ご褒美あげなきゃ」
「あっ……んっ、んぅ」

