この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第11章 ~ 落花流水の情~

熱く脈動する大きなものが入り口のギリギリところまで引かれ、張り上がった切っ先で媚壁を擦りつけながら奥まで分け入ってくる。
暖々と性急さはなく、サクナの内側を掘削するような動きだ。ぬるついた蜜を掻き出しながら、膨らんだ雁首で内側を擦られるのが堪らない。
ぐちゅぐちゅと、泡立つ蜜を纏い、引き抜かれ閉じかけた媚壁を再びめりめりと押し開かれるのも────いい。
「気持ちいい?」
「ふぅ……いい、すごく……」
物欲しそうに臀部を突き出す姿が淑女らしからぬ行為なのに、ルカを咥え込むとそんな事どうでも良くなってしまう。
飢えた獣のように、その満たされる欲望。
息を呑みながら、蜜窟の隅々まで埋め尽くされる甘い優越にサクナは恍惚と息を吐く。

