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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第16章  誕生祭 ~舞踏会の華たち~ (後編)
 
「サク……ごめんな。嫌なこと思い出させて」

「ううん、気にしてないよ」

 その言葉に偽りはない。
 親としてその気持ちが少しわかるから。

 自分も同じ立場だったら、子供のしたことと無関係を装うことは出来ない。


「そっか……ありがとサク。俺はどちらの事もわかるからさ……無下に出来なくて」

「ルカは気にしすぎなんだって……私もわかるからルカの気持ちもナーシサス公爵夫人の気持ちも」


 ルカは再びありがとうとサクナに伝えサクナをジッと見る。


「キス……してもいい?」

「それはダメ」

「やっぱり?」

 ルカは少し残念そうに笑いながら言った。

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