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女性教師の逢瀬
第5章 名残
私の背中で、正樹くんのお腹が鳴る。私も、空腹を覚える。いったい、どのくらい躰を重ね合っていたのだろう。必要以外の物は全て片付けた寝室に、時間を知らせる物は何も無い。カーテン越しの窓の外の明るさが、まだ昼間である事を連想させる。
「正樹くん、なにか食べる。」
いまだ、私の背中に覆い被さっている正樹くんに、空腹を満たす事を提案する。正樹くんは承諾して、私の背中から起き上がる。全裸のまま、襖を開けて居間へ行く正樹くん。彼の、張りのある色っぽいお尻を、目で見送る。私は、押入れからスウェットの上下を取り出し、身に着けてから、居間へ行く。
「正樹くんは、何か食べられない物は有る。」
既に服を着ている正樹くんに尋ねる。
「なんでも食べられます。」
正樹くんの返事を聞いて、冷蔵庫の中を確認する。その際、冷蔵庫の扉に磁石でくっついている時計を見る。午後3時を回っている。正樹くんを誘惑するのに要した時間を考慮しても、4時間は睦み合っていた事になる。こんなに長時間セックスをしたのは、初めてだ。とても良かった。あんなに感じたセックスは、初めての体験だ。まだしたい気持ちが、チョットある。

冷蔵庫の扉を開ける。冷蔵庫の中はほとんど空だ。ヨガウェアまで購入して、正樹くんを誘惑する準備をしたが、食事の準備には、全く気が回らなかった。フレンチトーストぐらいなら、かろうじて作れそうだ。
「フレンチトーストでいい、正樹くん。」
「先生が作ってくれる物なら、何でもいいです。」
ただ、彼のために食事を作って、同じテーブルで食事をする。こんな他愛もない平凡な日常を、正樹くんと共有するだけで、不思議と、私の心は満たされる。あえて、性交の話はしない。でも、正樹くんとの食事が、セックスの延長の様にも感じる。
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