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女性教師の逢瀬
第7章 偽・正樹くん
あっ、入ってきた。唐突に、蜜壺の入り口を撫で回していた触手が、私の蜜壺を強引に押し広げながら、最深部まで潜り込んできた。本物の様な硬さと熱さはないけど、蜜壺の中で触手が波打つようにウネウネと蠢いて、気持ち好い。本物では有り得ない動きで、私の内部を容赦なく掻き回す触手。外部で性器の割れ目を這いずり回る触手。この、内と外から与えられる肉悦的な刺激。そして、ジワジワと滲み出てくる、意識を吹き飛ばさない絶頂。なんて濃厚で濃密な快感……。

私は、抗う事もせず、ただただ、繰り返し押し寄せる肉悦的快感に、溺れ続ける。そんな中、私の蜜壺の内部で、いやらしく蠢いていた触手の動きが変わった。仕切り直すように、私の中へ入り直した触手。妙に親近感のある挿入感。これは、正樹くんが入ってくる感覚。間違いない、正樹くんは、あの塊に挿入したんだ。偽物のくせに、本物と同じ動きをする触手。本当に正樹くんとまぐわっているような錯覚すら覚える。これだけリアルに正樹くんを感じられるのなら、正樹くんの射精へのラストスパートの激しさも感じられるのだろうか。そんな期待が、肉悦的快感を増幅させる。
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