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甘美な誘惑、羞恥のエクスタシー
第12章 シンクロする羞恥
夫人の右手が動く……セミロングの黒髪に触れる。

みくが緊張した顔で夫人に視線を向ける。

みくの方をチラリと見てから、夫人がブラウスのボタンをはずす……ひとつずつゆっくりと4番目までのボタンをはずして両手を膝の上に戻す。

深呼吸してから、みくもブラウスのボタンをはずす……指を震わせながら4つのボタンをはずす。

胸元が少し開いてブラジャーがチラリと見えるだけなのに、みくの顔が紅潮して息遣いも荒くなる。
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