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第12章 シンクロする羞恥

スタッフがみくの頭上の金具にも鎖をつなぎ、みくに「わかりますよね？」と声をかける。

また深呼吸してからみくが立ち上がると、スタッフはクッションソファーを移動させてから、夫人と同じようにみくのブラウスを脱がせて両手を手枷で拘束する。

上はシースルー生地にリボンの飾りのブラジャーだけ、下はタイトスカート……まったく同じ格好で両手吊り拘束された夫人とみくを客席の女性達が交互に見る。

「こーゆーの面白いですよね？　同じ格好って、面白いですよね？」

ひまりの言葉に他の客達も頷く。