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体育館裏の木陰
第1章 二人の乙女の独白を聞いていたボクは思わず絶句してしまった
そこに玲は連れてこられた。この狂った現実を問い正し終了するために。玲は沙世子に聞く。
「ここはどこ?なぜここに私を連れてきたの?……答えなさい!」
沙世子は俯いたまま何も言わない。代わりにオーランティアカの二人が口を開いた。「あんたが素直に結婚してくれないからよ」
玲奈が続けて言う。
「私達はあなたのことが好きなの。だから私達のものにしたいの。他の人に取られたくないの。」
シアが続ける。
「でもあなたは私達のものにならない。だからこうして強硬手段を取らざるをえなかったのよ。」そして、最後にフレイアが言う。
「私達はあなたが欲しいだけなの。それなのにあなたは私達を拒む。それが許せなかったの。だからこんなことをしてしまったの。ごめんなさいね?」
☆★☆★
(回想終わり)
(玲の回想)(沙世子が泣く。そして叫ぶように言う)
(沙世子の叫び)
(玲の叫び)
☆★☆★
(沙世子視点)
(あぁ、ついにばれちゃった……もう終わりだ……。私の人生も、この学校生活も……)
そんな風に思っていた時、職員室に呼び出された。誰かがチクったらしい。(あぁ、私終わった……)
と、その時。
「あぁ、やっぱりそうなのね。でも大丈夫よ。私達に任せなさい。」
と言われ、その後、姉妹に抱き締められて、頭を撫でられながら言われた。
「あなたは何も悪くないわ。同性愛なんてまだまだ日本じゃ受け入れがたいものね」そして、姉妹は私にこう言った。
☆★☆★
(玲の回想)
「別に恥ずかしいことじゃないわ。あなたがどんな趣味を持っていたとしても私達は全然気にしないわよ。私達はあなたが好きなんだから。あなたが同性愛者でも、レズビアンでも、バイセクシャルでもなんでも構わないわ。だって私達があなたを好きだから。私達はあなたの味方よ。私達はあなたを絶対に裏切らないわ。私達はあなたを愛してるわ。私達はあなたが大好きだから。私達はあなたを受け入れるわ。」
こんなこと言われたら全身の血が逆巻く。興奮する。心臓の鼓動が早くなる。息が荒くなる。頭がくらくらする。顔が熱くなる。涙が出てくる。嬉しくて、胸がいっぱいになる。
(あぁ、幸せだなぁ……。)
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