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体育館裏の木陰
第1章 二人の乙女の独白を聞いていたボクは思わず絶句してしまった
玲は逃げようとして翼を広げた。ビリビリ。体操シャツが背中から裂けて肩甲骨の下あたりに翼が生える。ブルマーのゴムが切れてストンと地面に落ちる。散り散りに破れた体操服は風に飛ばされ「こんなこともあろうか」と下着代わりにいつも着ているボーダー柄のビキニ姿になる。沙世子は思う
(なんで……)
(なんで……)
(なんで……)
(なんで……)
(なんで……)
(なんで……)
(なんで……)
(なんで……)
(なんで……)
(なんで……)
(なんで……)
(なんで……)
沙世子は玲に飛びつくように襲いかかった。玲は必死に逃げようとするも、沙世子は玲の腕を掴んで引き倒す。そして馬乗りになって玲を押さえつけた。
沙世子は思う
(なんで……)
玲をうつ伏せにすると、そのまま玲の上に跨がり羽交い締めにする。そして玲の首筋に噛み付く。歯を立てて肉を食い千切る。ブチリ。血が流れる。
沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う
(なんでこんなことをするんだ……?)
沙世子は思う
(こんなことはしたくない……)
沙世子は思う
(もういやだ……)
沙世子は思う
(もうやめたいよぉ……。でも、もう止まらない……止められない……)
沙世子は思う
(もうどうしようもないんだ……)
沙世子は思う
「可哀そうでしょう!辞めてあげて!!」
シア・フレイアスターが止めに来た。しかし、そんなものはお構いなしだった。もう誰も止めることはできなかったのだ…… 沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う
「やめてあげてください!」「可哀そうでしょう!」「もうやめてあげてください!」「もう十分ですから!」「お願いします!」オーランティアカの姉妹が割って入る。沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う
(もう……)
沙世子は思う
(もう……いいや……)
沙世子は思う
(もうどうなってもいいや……)
沙世子は思う
(終わりにしちゃおうか……)
沙世子は思う沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う 沙世子は思う。
「この子、わかってないみたいだから眠らせちゃおう」
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