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体育館裏の木陰
第1章 二人の乙女の独白を聞いていたボクは思わず絶句してしまった

(まず、私達はこの学校の生徒である以上、査察官の味方をするわ。それがこの学校の生徒であることの義務だと思うの。だから私達がこの査問委員会を止めることはしないわ。でもこれだけは約束してちょうだい)
(もし、これ以上あの人をいじめるようなら、いくら先輩方でも私は許しません……)
(まぁ、でも安心しなさいな、私達だって本当はやりたくなんかないもの。さっきはあんなこと言ったけれど、あれでも結構良心の痛むことだったわよ?でも……、仕方ないじゃない、あの人の暴走を止めないと本当に取り返しのつかないことになりそうだったもの)
(私達に言えるのはこれだけだわ)
(では失礼)
と言って彼女達姉妹は自分の部屋へと戻っていった。
玲奈が最後に言う。
玲奈が言った。
☆★☆★玲奈が喋り終わる
☆★☆★
(……わかった。ありがとう)
(うん、まぁでも一応忠告しておくけどね、あんまりあの人を刺激しないように気をつけてね?)
(……善処するわ……)
☆★☆★
(はい、これで今日の朝のホームルームを終わりにします。みんなは今月いっぱい、校則にのっとった範囲ならなんでもやって構わないから。じゃあさようなら)
(はーい、じゃね~バイバーイ!)
というわけで放課後になった。
俺は玲奈に聞いてみる。
「玲奈さん、この後は?」
「ん……今日は特に予定はないですね。」
「そうですか、それならば良かった。どこか寄り道していきましょうか」
と、そんなことを話し、俺たちはそのまま下校することにした。
* * *
* * *
俺が玲奈に話しかける。
「ところで、今日、一緒に帰ろうと思うんだけど、良いかな?」
「もちろんです」
(玲奈視点)
〜放課後の下校の時、二人で並んで帰る二人。そしていつものように公園で話をしてから別れた後、帰宅した二人のシーンからのスタートだ。
〜
* * *
時刻はまだ16時過ぎ……夕方というよりまだ明るい時間帯……
「ただいま……」
「お邪魔しま~す。」
と、家に入るなりリビングへ行ったのだが……、何故かそこには沙世子がいた……しかもソファの上で体操座りをしながら……一体何があったのかわからない…… そしていつものような元気もなくて……何か考え事をしているようだった。そんな沙世子に姉の方が、
(もし、これ以上あの人をいじめるようなら、いくら先輩方でも私は許しません……)
(まぁ、でも安心しなさいな、私達だって本当はやりたくなんかないもの。さっきはあんなこと言ったけれど、あれでも結構良心の痛むことだったわよ?でも……、仕方ないじゃない、あの人の暴走を止めないと本当に取り返しのつかないことになりそうだったもの)
(私達に言えるのはこれだけだわ)
(では失礼)
と言って彼女達姉妹は自分の部屋へと戻っていった。
玲奈が最後に言う。
玲奈が言った。
☆★☆★玲奈が喋り終わる
☆★☆★
(……わかった。ありがとう)
(うん、まぁでも一応忠告しておくけどね、あんまりあの人を刺激しないように気をつけてね?)
(……善処するわ……)
☆★☆★
(はい、これで今日の朝のホームルームを終わりにします。みんなは今月いっぱい、校則にのっとった範囲ならなんでもやって構わないから。じゃあさようなら)
(はーい、じゃね~バイバーイ!)
というわけで放課後になった。
俺は玲奈に聞いてみる。
「玲奈さん、この後は?」
「ん……今日は特に予定はないですね。」
「そうですか、それならば良かった。どこか寄り道していきましょうか」
と、そんなことを話し、俺たちはそのまま下校することにした。
* * *
* * *
俺が玲奈に話しかける。
「ところで、今日、一緒に帰ろうと思うんだけど、良いかな?」
「もちろんです」
(玲奈視点)
〜放課後の下校の時、二人で並んで帰る二人。そしていつものように公園で話をしてから別れた後、帰宅した二人のシーンからのスタートだ。
〜
* * *
時刻はまだ16時過ぎ……夕方というよりまだ明るい時間帯……
「ただいま……」
「お邪魔しま~す。」
と、家に入るなりリビングへ行ったのだが……、何故かそこには沙世子がいた……しかもソファの上で体操座りをしながら……一体何があったのかわからない…… そしていつものような元気もなくて……何か考え事をしているようだった。そんな沙世子に姉の方が、

