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第4章 凛子の場合……

そして、暫くしてから凛子は検査結果を聞きに行くのであった……



その日は、ドキドキで妙に落ち着きがなかった……


待合室で待っている間……頭の中でいろいろ考えを巡らせていた………

吹雪さ～ん……名前を呼ばれ、診察室へとはいった……


担当医は、口を開いた……

奥さん、別に異常は有りませんでした…
……………しかし、……旦那さんの方に……少々……検査の結果……精子が、いない……無精子症です……。

妊娠は、望めないでしょう………

凛子は、頭の中が真っ白になり……その後、先生がどんな話をしたのか、全く覚えていなかった……
ただ、お大事に……と、言われた気がしていただけであった……放心状態とでも言うのか……

病院を後にした……