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不良の彼は 甘くて強引
第1章 プロローグ

その時の記憶は、正直あまりない。

処女を奪われる痛みと、恐怖と、男への嫌悪──

それだけが心の中にくっきりと印象づけられた。



怖い、汚い、汚い……!



人に相談なんてできない。しばらくの間、恐怖が彼女を支配して何もできなかった。


学校に行けば何も知らない友達がいつものように笑顔で話し掛けてくれる。ほんの少しだけ気持ちが楽になる。




でも──…



「おはよう」


クラスの男子が挨拶してくるたびに
また、あの恐怖が蘇ってくる。


「おはよう…っ」


挨拶を返すと
その子と目があった。


いつもふざけた話で盛り上げてくれる彼

いつもと変わらない笑顔

その裏に

恐ろしい本性が隠れている




あの時は、そんな風にしか思えなくなっていたの。






そうしてわたしはマスクをつけ始めた。


自分の顔に向けられる目線を少しでも減らしたい、そんな思いからか

とにかく、目立ちたくなかった。


男子を避けるようになり、なるべく地味に、目立たないように…

高校は女子校に進み、広く浅く友達をつくり、そこでもなんとなくマスクは付けたままだった。



そんな風に高校生活を過ごすうち少しずつ少しずつ…男への嫌悪感も薄らいでいった。




流れる月日が、わたしを救ってくれる。




そう


思っていたのに…。






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