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第5章 夏休み②澪の絶頂

夏期講習が始まり休みなのに学校に行く…とは言え澪には苦痛では無くむしろ好都合だった…行けば空に会えるからだった…

休みなので空と会う為には約束して会う事になるし普段と違い学校と言う縛りが無い分空が他に予定があれば当然会う事は叶わない…

それに澪は以前勘違いをして空を困らせた事があった…その時の空の言葉をちゃんと覚えていて…

夏休みに入って空からお願いされてしたフェラチオ…澪にとってそう苦痛でもイヤでもなくむしろ空の色々な顔やSEXの時だけ漏らす声が澪だけに見せてくれる事で優越感…独り占めなどと言う空への独占欲が満たされて会えなくても安心する…

空は知らないが学校でも未だ空を狙っている子の話を直接ではないけど幾つも聞こえてくる…

そして末尾の言葉も澪と付き合ってるから無理だと言う言葉…澪が振られたらと言うのも聞く…そんなたわいない噂に不安になる…

しかしそれは空の行動でほぼ解消して先の理由もあるが1番は空自身の態度と言葉が大きい…

だから澪は空の困る事で唯一解消出来そうな事が出来るようになった…あとは見られる事への羞恥心と空にどう伝えれば良いかをずっと考えていた…

澪が聞く男子のSEX事情も周りから耳に入ってくるが空のように何度でも大丈夫な人がいるらしく…空はそう言うタイプで普段から相当澪の為に我慢している事を知ったからこその考えだった…

空にSEXが好きな女と思われたくは無いからどうすればいいかわからない…

フェラチオならいつもの場所で出来てホテルのようなお金が掛かるところ限定では無い事も大きい…最も澪は空にも見られる事を拒否しているから周りから見える可能性がある場所は論外だが…

そんな考えを澪が持っているとは露にも考えて居ないだろう空がそれを言って来る事はまず無い…

他にも多々問題はあるけどそれは出来る事を知った空が解決してくれる気がしていた…

夏期講習を受け終わってあそこは暑いので人も少ないからと屋上に上がって来て作ったお弁当を渡して…

空「サンキュー…うお！美味そう…頂きます…」

澪も内容は一緒だったが空の半分もない…それで十分だった…

海斗「空、澪ちゃん…珍しいなこんなとこで？」

茉莉花も一緒で…

茉莉花「私達…これから遊びに行くんだけど澪達もどう？」