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幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜
第1章 【Chapter1/再会】





あの光景を見て京ちゃんは何を思うんだろう。
急に血の気が引いて、テンパってたとはいえ、コンドームとか片付けて出てくれば良かったと思った。
いっくんの見たら誰とシたんだよって即バレじゃん!
何でそのまま出てきちゃったの!
今更戻ったって起きてるかも知れないし鉢合わせするのは絶対に避けたい。




どうか、京ちゃんが最後に起きますようにも切に願う。
もう祈るしかない。
でも、バレた時点で言い訳すら出来ない。
確かに身体に残るセックスした後の鈍痛。




「うわ、最悪じゃん、私…………」




何も言わずにメモも残さず逃げてきた。
シャワーを浴びても記憶が飛び飛びで整理しようにも上手く出来ない。
京ちゃんに合わせる顔がないよ。
確かめるのなんて無理。
そんな勇気ない。
事実を知るのがこんなに怖いなんて。




いや、普通に聞けば?
透真くんの家でたくさんシちゃったね……とか?
いや、京ちゃんが回数覚えてたら?
1回しかシなかったよね?俺ら…とか言われちゃったら終わりじゃん、ダメだ。




ううん、落ち着いて。
一旦落ち着こう。
酔ってたとは言え皆、ちゃんと避妊はしてくれてたの?
京ちゃんは絶対にしてくれる人。
あの床に落ちてた4回分の使用済みコンドームと、いっくんの着いたままの射精済みコンドーム。




4回分が京ちゃんでありますように。
100歩譲って……私、いっくんとシちゃったんだよね?
オナニーなはずないよね。
え、わかんない。
どう処理すれば良いのか全然わかんない…!!




すると突然掛かってきた電話。
びっくりして固まる私。
恐る恐る確認すると京ちゃんからだった。
もう起きたの!?
ヤバい、無理、覚悟出来てない。
暫く鳴って切れた。
2回目のコールも怖くて取れなかった。




着信の後はメッセージ。
(紘子帰った?大丈夫?結構酔ってたからちゃんと帰れてるなら良いんだけど、心配だからコレ見たら連絡ちょうだい、いつでも良いから)




文字だけだとどうとでも取れる内容。
あのコンドーム見たよね?
京ちゃんが片したのかな。
いっくんは?




結局、返信もせず爆睡していた事にして夕方にでも返そうと思った。
今日は休みの日だけど仕事したい気分。
結構飲んだみたいだが二日酔いは見事にナシ。












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