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契約的束縛・過ぎ来し方(すぎこしかた)のメモリー
第4章 メモリー本郷

「流石、快楽を引き出し魅せる堈先生らしい作品」
「素晴らしい! 女は快楽を選ぶだろう」
「和服と縄、堈先生らしい作品だ」
「この満足感は縛りでなければ見いだせない」

会長を始めソファーに座っていた男達が次々に堈先生に世辞を贈る、それに対して先生はなにも考えていない素振り。こんなことが日常なんだろう、だから世辞に心が動かない。
それにしてもこれが……作品。縛るだけで女を犯すことなく男の欲望を満たす、俺が知らなかった世界、初めて触れた世界……。

(……ひとことで言えばゾクッとしているのか俺は)

欲望……いや違う願望なのだろうか? こうしてみたいという願望が俺の中に確かに存在するんだ、初めて見たはずなのに。
縛り鳴かせたい欲、こんな風に魅せてみたい欲、俺自身満足したい欲、自分の中にこんな願望があったとは……今までの俺はなんだったのだろう。

(裏切られ、裏に近い場所に身を落とした俺だがな)

ロクな人生ではないと言えばそれまでだが、大したこともない人生とも言える……これを見た後では。
そう俺は魅せられたんだ縄の魅力に……。
この出会いが俺の生き方すら変わる切っ掛けになった。
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