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満ちる満ちる満ち足りる
第5章 ほぐしほぐされ
「実は、、、気になってる人が居て。。。」

後輩の22歳鶴見の幸せな報告を聞きながら
幸子は社員食堂でトンカツ定食を食べている
うー油っこいなあ
社食は安いけどあまり選べない

「何度かデートしたんです。」

興味津々に聞く
恋バナなんて久しぶりだ

「だけど彼、一度も家へ連れて行ってくれなくて。どこら辺住んでるかも教えてくれないんです。」

「既婚者じゃないの?」

鶴見はへこんでいるようだ

「実は最近グループ会社から出向で来た方なんです。」

幸子は箸で掴んでいたとしたトンカツを危うく落としそうになる
多分彰のことだ
平静を装って湯呑みのお茶を飲む
変な汗をかいてきた

「彼、私の体目当てなんじゃないかって思うようになって」

間違いない。彰だ
早速手を出したか

「やけに女性の下着のブランドに詳しいんですよ。変ですよね?」

「変というか。。変態だね。」

「でも私、彼にどうしようもなく惹かれてしまう。」

「あたしそろそろ行かないと。」

幸子はくらくらして席を立つ
彰との暮らしがバレたらどうしようとヒヤヒヤだ
何で私が彰のことで肝を冷やさないといけないのか

新鮮な空気が吸いたいな
屋上に上がる
外は晴れていた
飛行機雲がどーんと真っ直ぐに上がる
心配事も何もかも空に溶ければいいのに

幸子が手すりに肘をおいて空を眺めていると

「お、珍しいね。」

振り向くと三原だった
深緑のカーディガンが似合っている

「お久しぶりです。」

三原とは出張以来ゆっくり話していない
幸子は思いがけず会えて心から嬉しくなった

「何か悩み事?」

三原に隠し事は出来ない

「今日も素敵です。」

幸子はごまかす

「弱ったなあ。」

三原が照れ隠しかタバコを取り出す
なかなかライターに火がつかない

幸子はすかさず両手で風を遮る

「ありがと。」

ええ何でもしますとも
素敵な三原さんのためなら
幸子は彰問題なんてもう吹き飛んでしまった

「三原さんのおかげで悩み吹き飛んびました。アリガト。」

語尾を三原に似せて言ってみる

「え、僕の?」

三原がフっと煙を吹いた
タバコ似合うなあ
二人はしばらく黙って空を見ていた
三原となら沈黙も悪くない
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