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蒼い恋
第3章 消えてしまった
あなたと出会った
初めは嫌いだったの
何だかとても偉そうで
顔を合わせるたび不愉快になっていたの

周りの仲間はそんな事感じ無いって
何で私だけ?

気が付いたら
視線の先にはあなたがいる

いつしか微笑み合うようなっていた
お互いにほんの少しだけ
近づ来たかったみたいだった

ううん その気持ちは 私の方が
ほんのちょっぴり上回っていた!

あなたは冷静で
きっと上擦った
ちんちくりんの
扱い方をどうしようか
毎日考えてたんでしょ?


沢山話したと思っても
後からひとりになって考えてみると
覚えてない
何故だろう?

顔に見とれてました
だって鼻高いし
イケメンなんだ

格好いい!
背が高い!

何と見た目か~

いえいえ 優しい人でした
いつも何があっても変わらず
優しく傍にいてくれる人でした


この人と結婚するには
山超え谷超え
他に何超えたっけ

わたし
人生かけていた仕事も

辞めた

それくらい一緒に居たかった
それくらい愛し合っていた

ねぇ あなた
ねぇ あなた

もう触れてはもらえない
心が 体が
どうしようも無く
泣き出すの

わたし
まだまだ
女だった……




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