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私の家庭教師はAV男優
第7章 ⑦
「どんな人か、どっちが良いか、教えてあげる」

高田は目を輝かせて

「ほんと!?教えて教えて!」  

りのは人差し指を立てて

「080。。。。25○4。。」

高田は、りのの言葉に不思議そうな顔をして

「え?何?」

りのは上を向いて考えながら

「3○62。携帯番号は確か080ー25○4ー3○62」

「急にどうしたの?りのちゃんの携帯番号を教えてくれるの?」

「前の家庭教師の携帯番号。さっき、偶然会った時に教えてくれた」

「ん?」

高田は首を傾げた。

「あと、こんな臭いことも言ってたっけ。お前の前にどんな新しい家庭教師が現れても俺は負けないって。だからいつでも電話してこいって」

りのはスマホを耳にあてた。

そして、高田を指差して

「つまり、あんたはクビってこと」
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