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第140章 （終章４２）

「私を殺すの？」

「井端りの。。。。。」

雨莉は小さく呟いた。

「理由を教えてよ。私、あんたに何かした？」

朱蓮は銃をつかみ

「雨莉。違うでしょ。この子に使う為に手に入れたんじゃないんだから」

雨莉は銃を持つ手を小刻みに震わせて

「でも。。。。。やらないと。。。この子を。。。。。」

ガチャガチャと扉を開けようとする音がした。

りのはアゴで扉の方を指し示し

「マスターが帰ってきたよ」