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私の家庭教師はAV男優
第142章 (終章43)
二人は電気の点いていない薄暗いオフィスに入った。

廊下をよろよろと警官が歩いていく。

「あのガキ。俺のチンポをこんなにして逃げやがって!クソッ!!」

警官は血だらけのペニスを握りながらビルを出ていった。

二人は床にしゃがんだまま

「行ったね。あいつ」

雫愛が言うと、秋葉は深く息を吐き

「お前が怖いよ」

雫愛は目をパチクリさせて

「なんで?」

「普通、アソコを噛みちぎるかよ?」

「だって、ああするしかなかったじゃん」

「しかしなぁ」

雫愛は秋葉に顔を近づけて

「それとも、あのまま強姦された方が良かった?」

「バカ言うなよ」

秋葉は雫愛の口についた血を指で拭う。

薄闇の中、外のネオンの光でお互いの顔は薄ぼんやりと見えていた。
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