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咎女(とがめ)
第12章 幸恵
―――どこか遠くへ行こうと幸恵は思った。病院を辞める手間は医院長が省いてくれた。
優人と別れる時期が、少し早まっただけだ。


「幸恵…?幸恵じゃないか」

病院の敷地を出た辺りで、とぼとぼ歩く幸恵に声をかける男がいた。

「…どちら様ですか?」

「おいおい、まさか俺を忘れちまったのか、幸恵?」

「すみません…」

幸恵は本当に分からず、首を傾げる。


「お前をオンナにしてやった男だよ」

ニヤリと笑う口元からヤニで黄色く染まった歯が覗いた。


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