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サトシのHなエッセイ
第4章 「Hな本に」ついて②
前回のお話で。
遠く離れたバイパスに。
往復10キロ、チャリを飛ばして。
エロ本買いに行く、お話しました。

当時は。
エロ本買うのも一苦労。

自販機といえども。
煌々と灯りをともす前を。
パジャマにトレンチコートの妖しい高校生。

ゴトンと本がでるまで。
辺りをキョロキョロ。

自販機でさえ、こうだから。
本屋なんかでは、買えましぇん!

しかも、ああた。(江戸っ子か?)
700円のエロ本(オヤジの部屋に移りました)でさえ。

オバサンみたいな。
詐欺寸前の内容。

どれだけ、お小遣いを無駄にしたか。
思い返せば、オヤジに出させれば良かったのか?

でも、ある日。
スーパーで「神本(カミホン)」を発見したのです。

日曜の午後。
午前のバスケ部の練習も終わり。

大好きなマンガを「コーラとポテチ」で。
週に一度の、至福の時間。

貯めた小遣い千円札を握りしめて。
近所のスーパーに買いにいきました。

何気に書籍コーナーをみていたら。
「映画の友」と名のつく雑誌。

綺麗な女の人の表紙。
でも、見たことのない芸能人。

フンフンと本を開いたら。
おいおいおい・・・?

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