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レスさんとシンママちゃん
第19章 最終章  夫婦ごっこ


休みと言ってもする事がありません



今でこそ趣味を持っていますが、当時は趣味と言えるものもなく


たまにひとりで映画館に行く程度


あとは録りだめた番組をみたり、レンタルで借りたりするぐらい



用事もないし、お店も気になるのでいつものようにアキさんやハルナちゃんの店に行きます


自分が担当しているお店の中ではこの店は4番目に近いお店


国道をまっすぐ走って1時間くらいのところ


近場のお店は15分から30分以内とかなり近いのですが、しっかり店長さんがいますので心配はありません



でもあの店のオジサン店長、そろそろプレッシャーをかけておいたほうがいいかもしれませんね




そんなことを思いながら車を走らせ、ようやく店に到着しました



まだ日は明るいです



中にはアキさんもハルナちゃんも居ました



「おつかれさま!お店はどうですか?」



「あいかわらず暇よ!ジロウ君、体調はどうなの?」


「ジロウさん、休めるときにしっかり休んでかないとダメですよぉ!」




そんな世間ばなしをワイワイやってると、突然ボクの携帯電話が鳴りました



営業の先輩から電話です



何かあったのてしょうか?



「おお、ジロウ!あれからどうだ?

 ゆっくりしてるか?

 暇だからと言って店に顔出してたりシてないだろうなぁ?」



図星です



「用事はな、ちょっとカミさんの実家で法事ができちまったんだよ…、もともと連休取って温泉行こうと思って宿を予約してたんだが行けそうにないんで、お前時間あるだろ?彼女と行ってくるか?明日だけど」



「えっ!? 温泉? 明日??」



ボクの声を聞いてアキさんとハルナちゃんも興味津々です



一度電話をきって折り返すことにしました



すると先輩から宿の場所を記載されたパソコン出力の予約票の写メが送られていました


日本海側ですね


ここからだと4時間か5時間くらいでしょうか



「誰から? 誰と温泉行くのよ、ジロウ君!」



アキさんが迫ってきました



「先輩からでした、行けなくなったからお前行かないか?だって……」




するとアキさんが



「行きたいッッ!!」


と言い出しました……



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