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第6章 開き始める心

「あっ！吏生ッさ……や、めッんぁあぁッ！！」


イッたばかりなのに敏感過ぎる突起を舌で転がされて、強すぎる刺激に身体を捩ってしまう。


ジュルジュルと態とらしく音を立てて吸いつかれ、中の指も動き出した。

さっきとは違くて、バラバラに動かされる指。

身体の痙攣が止まらなくてシーツを強く握りしめていた。



何度か絶頂を味わって意識が朦朧としてきた時「まだこれからだよ」と秘部に吏生さんのそれが当たった。


慣らすように少しずつ入ってくるソレはやっぱり指なんかより何倍も大きくて苦しい。

でもそれが奥を突くたびに気持ち良くて可笑しくなりそう。


「あっ…んッ、……あ、ぅッ…」

「ほんと百合の中気持ちいい…ッ」

「ああッ！そ、こ……や…だッ…ぁ！！」

「嫌じゃないでしょ？イッていいよ、ほらっ」


内壁を擦られてまた下半身の痙攣が止まらなくなって、身体が仰け反る。


「あぁぁあッ！！イッ……ク……ッ！！」

「馬鹿ッ、そんな締めたら…くっ……」


痙攣する身体をきつく抱き締められ律動も止まった。

吏生さんの荒い息づかいが耳に触れるだけで身体が反応してしまう。