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第3章 抱きたい　抱かれたい

「葉月ちゃん‥‥」
俯いたまま泰典さんが私を抱きしめた

「泰典さん？」

「ごめん。みっともない姿見せてしまって‥‥
あいつが男作って、いくら幼いって言っても颯太がいる所で男とセックスして‥‥」

「酷い‥‥ムリして話さなくてもいいです」

「あれ以来、颯太に我慢させてばかりだったし、俺も人を好きになるのが恐かった
そんな俺たちが葉月ちゃんと出会えて本当によかったと思ってる」