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木の実を集めて君にあげる
第4章 瑞樹ちゃんとのキス
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ミラーを見ると瑞樹ちゃんは小さく手を振ってくれてたから、
ハザードを2回焚いてから発進させた。
ミラーをチラチラみてると、
大柄なオトコが瑞樹ちゃんに近づくのが見えた気がした。
えっ?
変質者?
僕は慌てて車をUターンさせようと思ったけど、
一方通行ばかりで、なかなか戻れない。
電話を鳴らしてみたけど、出ない。
何とかマンションの前に戻ったけど、
もう誰も居ない。
念の為にもう一度電話したけど、
今度は電源が切れていた。
LINEしてみようと思って、
ふと、
宇田川亮平かな?
と思った。
そう思ったら、泣けてきた。
僕はすっかり気落ちしながら車を走らせて帰宅した。
母さんが声を掛けてたけど、
耳にも入ってこなくて、
そのまま部屋に籠る。
もう一度、スマホを出して、
LINEしてみた。
「今日はありがとう。
ちゃんと部屋に…」
なんか、キモいよな。
見てたのかと思われる?
「今日はありがとう。
ごめんね」
キスのことを謝ってるのか?
いや、好きだからキスしたいのは、
普通だよ?
でも、瑞樹ちゃんは、嫌だったのかな?
それで結局、
「今日はありがとう。
おやすみ。
またね?」
だけ打ち込んで送信した。
朝まで何度かチェックしたけど、
ちっとも既読にはならなかった。
ハザードを2回焚いてから発進させた。
ミラーをチラチラみてると、
大柄なオトコが瑞樹ちゃんに近づくのが見えた気がした。
えっ?
変質者?
僕は慌てて車をUターンさせようと思ったけど、
一方通行ばかりで、なかなか戻れない。
電話を鳴らしてみたけど、出ない。
何とかマンションの前に戻ったけど、
もう誰も居ない。
念の為にもう一度電話したけど、
今度は電源が切れていた。
LINEしてみようと思って、
ふと、
宇田川亮平かな?
と思った。
そう思ったら、泣けてきた。
僕はすっかり気落ちしながら車を走らせて帰宅した。
母さんが声を掛けてたけど、
耳にも入ってこなくて、
そのまま部屋に籠る。
もう一度、スマホを出して、
LINEしてみた。
「今日はありがとう。
ちゃんと部屋に…」
なんか、キモいよな。
見てたのかと思われる?
「今日はありがとう。
ごめんね」
キスのことを謝ってるのか?
いや、好きだからキスしたいのは、
普通だよ?
でも、瑞樹ちゃんは、嫌だったのかな?
それで結局、
「今日はありがとう。
おやすみ。
またね?」
だけ打ち込んで送信した。
朝まで何度かチェックしたけど、
ちっとも既読にはならなかった。
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