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not erotic love stories
第22章 あとがき:雨宿り(第二話)十年目のラブストーリー
「雨宿り」平凡な、よく使われるテーマです。

そんな平凡な日常を切り取った、リアルなストーリーを描いてみたいと思いました。

時代は「平成」。
「昭和」よりも新しく、「令和」の現代からはレトロな感覚。

日本が元気だった時代。
映画館も沢山あったけど、ビデオの普及で、どんどん、さびれていきました。
でも、「二番館」は地方都市などに、根強く残っていたものです。

この物語は私の大好きな「太田裕美」さんの「セカンドラン」のオマージュです。
古い曲だし、あまりメジャーでは、ありませんが。

恋人と観に行ったロードショーを、別れて数年後に「二番館」で観る主人公の気持ちを歌った曲で、とても切なく、心にしみます。
カラオケでも、結構人気だそうですので、機会があれば、聞いてみてください。

今回の「雨宿り」で私なりのショートストーリーを楽しんでいただけたとしたら、嬉しく思います。

            

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