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甘い蜜は今日もどこかで
第5章 【もし間に合うのなら】







「本日、接客マナーについての講義を担当します、藤堂椿です、2時間ほど頂戴しますので宜しくお願い致します」




某大学へ講師として呼ばれている。
秘書の合間を縫って大忙しだ。
吉原さんの知人がクライアントなので断りきれなかった。
100人ほど入る教室の男女率は5対5ってとこかな。




「藤堂先生は彼氏居ますか」
早速そんな質問が飛ぶも笑顔で遮断。
「プライベートな質問は今必要ないのでお答えし兼ねます」
やっぱり居るのよね、こういう学生は。
勿論、格好も気をつけるし露出は少なめでメイクもナチュラルに。




「では早速、まずはどのような接客が理想だと思いますか…について皆さんと一緒に考えていきたいと思います、え〜……」




教室の後ろには関係者としてジロウも立っている。
久しぶりのスーツ姿だからちょっとドキドキ。
いつもはラフな格好してるからこんな時にビシッとキメてくるのはズルいよね。
やたら視線合うし……て、向かい合ってるから仕方ないんだけど。




程よく接客について質問も飛び交って講義らしくなってきた。
このような講義代行も何度か経験はある。
企業向けのセミナーもしたことあるし。
だから資料は一応速読して頭に入ってる状態で時間内で終われるようになるべく噛み砕いて説明していく。




ただ前で喋るだけじゃない。
どんどん学生も参加させる。
私の講義では寝させないよ。
100人居たら100人と接していくから。
まずは女子の心を掴みましょう。
私はいつもわかりやすいハンバーガーショップでの接客を伝授する。
適度に忙しい、適度にマニュアルが身につく且つマニュアル人間にならない為の接客術が効率的にまとめられているから。



誰もが見たことのある接客、より身近なお店でのマナーを学ぶことで良い接客がもたらす売上拡大効果も期待出来る。
マイクを通して端から端まで気を配り講義していく。
2時間なんてあっという間に終わらせてやる。
余所見なんてさせないわよ。
よし、皆、こっちを見てる。
掴みはOK……なのかな。




かと思ったら一生懸命メモしてるから何かと思えば私に対する質問状?だった。
見られてバツの悪そうな顔する男子学生。









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