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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第100章 母とディオン2(アズート)
恋人の裏切りを自覚させる。

「あああ・・・ひっ・・・凄いっ」
長い睫毛を一瞬消し、大きく見開いた瞳でマチルダは叫んだ。

「い・・いいっ・・・司教様ぁ・・・あああ・・・いやぁ・・・・」

母の声が、ルナの心に突き刺さる。

「ふふふふふ・・・聞いたか、ルナ・・・?」
「お母様・・・ディオ・・・ン・・・・」

切ない官能がルナをイタブリ続ける。
目の前で愛する恋人が母を犯している。
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