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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第100章 母とディオン2(アズート)
「ああ・・・あつ・・い・・・」

ネットリとした感触が指に絡んでいる。
長い愛撫の間、ルナの泉を何度も刺激していたものだ。

「欲しいか、ルナ・・・?」

司教の言葉に視線を返した。
何かを待つ表情が、ズートのコックを更に熱くたぎらせていく。

(ほし・・・い・・・・)
叫び出したい程の欲望が心を支配していた。

「あんっ・・はぁっ・・ディオンー・・・」
「おおっ・・おっ・・・王妃様っ・・・・」

母と恋人の声が拍車をかける。

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