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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第18章 目覚め(呪われた王宮)
「あああ・・ひいいいぃー・・・」
愛する男の名を呼ぶ事すら出来ず、官能の嵐に耐えていた。

ルナの髪の毛が益々激しく逆立っていった。
その時、閃光の柱が森の上空まで立ち上るのを遠くの人々は目撃していた。

そして良く目を凝らせば、空中に浮かぶ二人の姿を見つけられたかもしれない。
二人は繋がり抱き合ったまま、精神は夜空に浮かんでいた。
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