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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第31章 過ぎ越しの日(呪われた王宮)
王宮からの命令であくまで普段の格好をするようにとの事であったが、やはり女王様にお会いするのだ。

「みなの者も、名を聞かせて下さい」

ルナ女王の金色の眼差しに、五人の男達は心が溶けていく思いであった。
男達はこぞって自分の名前を叫んでいる。
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