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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第4章 白い記憶(呪われた王宮)
「あああ、あうっ・・ふうー・・・んんん」
堪らずルナは背中を弓反らせる。

「答えろっ、いいんだろう・・・?」
蛇の声が頭に直接、響いてくる。

「ああああっ・・ハ、ハ・・・イ・・・。い・・・い・・で・・・す」
ルナは操られ、従順に答えている。

「良い子だ・・ルナ・・・」
「あああ・・う、嬉しい・・・」

何故かそう思った。
囁きが、ルナの心を痺れさせる。
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