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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第32章 儀式(呪われた王宮)
そして次の日には何があったかは覚えていないのである。
ルナの魔力であった。

ルナは男達の生気を得て、何時までも若さと美貌を保っていく。
国民達は徐々に国に忠誠を誓う男達で溢れ、王国を平和と繁栄に導いていくのだ。

そして私だ。
この狂宴が終わった次の日、ルナの身体は清められるのだ。

そう、私の精気を受けて。

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