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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第68章 僧侶と司教
「自分で言うのだ・・・・と?」
「あっ・・・・んっ・・・」

首筋にかけられた生臭い息に敏感に反応するマチルダは、自分の身体に巻きついている皺だらけの手に細い指を重ねた。
司教の両手がマチルダの豊満なバストを絹のドレス越しに当てられていた。

微かに動いている。
気づかない程の愛撫だった。

「はい、それで・・あふぅっ・・・」
いつしか切ない吐息が混じっていた。
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