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寝取られた人妻
第2章 レイプ
先程から夫が眠そうにしていた。

元々、お酒は弱いのだが、今日はそんなに飲んでいない筈だった。

時計の針は10時10分を指していた。

常務は酔いに顔を赤らめてはいるものの、まだまだ元気そうだった。

「おや、新崎君は眠そうだね。日頃の疲れが出たのかな?」

常務は口数も減り、目が虚ろになっている夫を楽しそうに見ながら笑うのだった。

「新崎君はもう眠いみたいだから、じゃあ、代わりに奥さんに相手をお願いしましょうか?」

常務が私のグラスにビールを注ごうとした。

「あ、私はもう・・」

私は手を振って遠慮したのだが、常務が強引に私のグラスにビールを注いだのだった。

「それにしても・・奥さんは相変わらず美人ですね。私はつくづく悔しいんですよ。奥さんを新崎君に取られて・・」

「そんな・・常務さんには素敵な奥様がいらっしゃるじゃないですか」

「いやいや、奥さんにはかないませんよ」

常務はそう言って大笑いした。

何だか、私も先程から体調が変だった。

体が火照る感じで無性に暑く感じるのだ。

ビールのせいか、脈拍も呼吸も早くなっている気がする。

「奥さん、どうしました?」

「あ、ごめんなさい。何だか、酔ったみたいで・・」

私は苦笑いを浮かべた。

夫はいつの間にかテーブルに顔を付けて寝息を立てていた。

「奥さん、久しぶりに私に会って興奮してませんか?」

「何をおっしゃるんですか?」

私はあまりの暑さに我慢できずにエアコンのスイッチを入れようとして椅子から立ち上がったのだが、椅子からお尻を上げた時、何か違和感を感じて自分が座っていた座面に目をやると、驚く事にそこがお洩らしでもしたかのように濡れているではないか?

私は慌てて手の平で座面を拭いたのだが、それは汗のようなサラッした感触ではなかった。

「奥さん、どうしました?」

常務が身を乗り出して覗き込んできた。

「な、何でもないんです。暑くてちょっと汗をかいただけですから・・」

私は必死にごまかしたのだが、濡れた座面はしっかり見られてしまった。

「アハハ、奥さん、それが汗なわけないでしょ?ヌルッとしてるでしょ?それは奥さんが興奮して濡らしちゃったんですよ」

「そんな、興奮だなんて・・私は・・」

確かにそれが汗ではない事は私も気付いていた。

でも・・興奮して濡らしたなんて・・

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