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秘密 (短編集)
第6章 通学路
私が毎日歩いてる通学路に変な場所があって、いつもたくさんエッチな本が落ちてたりする。
私はそれを拾って家の近くにあるブロック塀の隙間に隠してた。

『(ママ)今日は帰り遅いからご飯ちゃんと食べるのよ』
『(私)はーい』

ママの帰りが遅いときにあの本を持って帰って部屋で見るようにしてた。
学校の帰りに本を取りに行って箱から出そうとしてたら・・・。

『(おじさん)そんなの持ってどうするんだ?』
『(私)お兄ちゃんのだから…』
『(おじさん)そうなのか?』
『(私)うん、言われたの』
『(おじさん)なんて?』
『(私)持って来てって』

おじさんは擦り寄って来て箱の中を覗き込んだ。

『(おじさん)こんなにたくさん集めたんだね』
『(私)そうだね』
『(おじさん)おねぇちゃんも好きなんでしょ?』
『(私)お兄ちゃんだよ』
『(おじさん)本当の事言わないとお母さんに言っちゃうよ』

おじさんは顔を近づけながら、そう言った。

『(私)ママに言わないで』
『(おじさん)そうだよね、ちゃんと言ってみな』
『(私)落ちてたからここに入れておいたの』
『(おじさん)たまに落ちてるもんね』
『(私)そう、落ちてるの』
『(おじさん)エラいね、拾ってくれてたんだよね』
『(私)うん』

おじさんはエッチな本をあれこれ広げて見た。

『(おじさん)いいねぇ』
『(私)わたし帰るね』
『(おじさん)ちょっと待って』
『(私)なに?』
『(おじさん)一緒に見ようよ』
『(私)わたしは見ないからいい』
『(おじさん)またウソ付くの?』

私は帰ろうと立ち上がったけど腕を掴まれて動けなかった。

『(おじさん)おねぇちゃんが見てたんだよね?』
『(私)違うよ…』
『(おじさん)エッチだね』
『(私)違うもん』
『(おじさん)わかった、違うんだよね』
『(私)うん…』
『(おじさん)ごめんね、意地悪しちゃったね』
『(私)ヒック……うん…』

おじさんは泣いてる私を慰めてくれた。

『(おじさん)お兄ちゃんの本見てもいい?』
『(私)いいよ』
『(おじさん)ありがとう、それじゃ一緒に見ようか』
『(私)いいよ、あげる』
『(おじさん)お兄ちゃんの勝手にあげたら怒られちゃうよ』
『(私)そっか』
『(おじさん)一緒に選んであげるよ』
『(私)うん…』

〜通学路〜
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