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俺の肉奴隷は11歳
第11章 7月31日  特別授業
今日は国語の授業だ。
あれほど恥ずかしい思いをさせたのに、今日も麻莉奈は普通に俺のクルマに乗ってきた。何事もなかったように、こうして勉強している。
俺もとりあえず、普通に教えていた。

漢字ドリルが一段落して、俺が採点していると、麻莉奈は
「今日ね、お父さん出張なんだ」
「そうなんだ。よく行くの?」
「時々ね。いつもわたしに、おみやげ買ってきてくれるんだよ!あさって帰ってくるの。すごく楽しみ!」
父親の出張は知っていた。盗聴器で会話を聞いていたからだ。
俺は素知らぬフリで
「優しいお父さんだね」
「うん!」

しばらくして、麻莉奈が
「あの…先生…」
「どうしたの?」
「今日…その………検査は…」
「さあ、どうかな。麻莉奈ちゃんは?してほしいの?」
「え…わたしは…」
「いくら医者でも、イヤがっていたら無理にできないからね」
「……」

迷ってるな。自分からは言いにくいか。俺は、さりげなく
「今日も暑いね」
「えっ…」
「麻莉奈ちゃんも、汗かいたんじゃない?」
部屋はエアコンが効いているから、そんなことはないはずだ。しかし俺はあえて言った。
「シャワー浴びておいでよ。そこでゆっくり考えるといいよ。無理しなくていいから、自分の気持ちに正直になってね。わかる?」
「はい…」
麻莉奈は浴室に行った。
俺は待った。さて、あの子はどうするかな…

麻莉奈が戻ってきた。服は着ていない。体にバスタオルだけを巻いた姿。つまり、そういうことだ。
俺は近づいて、小さな頭を撫でた。
「今日は隣の部屋に行こうか」
「はい」

和室に入った。
俺は押入れを開けて、ダブルサイズの敷布団を出して敷いた。
その上にもう1枚。さらに1枚。
麻莉奈は、この3枚重ねに驚いた顔をしていた。

俺は笑いながら
「ほら、僕はデブだからね。これくらいしないと布団がペシャンコになるんだ」
「変なの」
麻莉奈も笑って、ピョンと布団に飛び乗った。
「ほんとだ!フワフワ!」
楽しそうに足踏みした。
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