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溺愛契約
第4章 ライバル登場
自分でも笑ってしまう。

その時、伸樹君が私の腕を掴んだ。

「来て。」

「えっ?」

連れて行かれたのは、男女兼用のトイレだ。

「えっ?何?こんなところで、どうしたの?」

鍵をかけた伸樹君は、私をぎゅっと抱きしめた。

「香美さんは、オバサンでもないし。それに俺、遊んでないよ。」

伸樹君が、私を見つめる。

「本気で好きだ。」

キスをして、壁に突き当たる。

キスは激しくなってきて、私は伸樹君の手で、服を脱がされる。

「待って……」

「しっ!誰かに聞かれるよ。」

これこそ、本当に声を出しちゃ、いけないシチュエーション。

あっという間に裸にされ、いつの間にか伸樹君も裸になっていた。
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