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第6章 新しい快楽

買い物を済ませた由香ちゃんと私は、喫茶店に入りました。

昔からビッチな性格で、同性の友だちが少なかった私は、こうして由香ちゃんと話している時間が新鮮です。

由香ちゃんはイッチナーくんとの馴れ初めを話してくれます。

由香ちゃんとイッチナーくんは大学のクラスメートで同じゼミ…
由香ちゃんがイッチナーくんに告白して、交際が始まったこと…

「由香ちゃんはイッチナーくんのことが好きなのね」
私は由香ちゃんに言いました。

「はいっ！　大好きです」
由香ちゃんは笑顔です。

由香ちゃんとの会話は楽しいですが、私の心の中には一抹の罪悪感も芽生えます。

セックステクニックを教えるという口実があったにせよ、私は一度、イッチナーくんとセックスしてますから。