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第7章 ヌード撮影

その日の夜…
私は印蘭荘の入居者全員を管理人室に集めました。

１号室のイッチナーくん、２号室の二木くん、３号室の三宅くん、そして５号室の五十嵐くん。
４号室の四ツ橋くんは長期旅行中なので、今は印蘭荘にはいません。

「ボクが…やった･･･」
隠し通せないと思ったのか、二木くんが小さな声で言いました。

二木くんは、細面で顔立ちは整っていると思うのですが、髪はボサボサで、いつも下を向いていて、暗い感じの男の子です。

「どうして、そんな事をしたんっすか？」
五十嵐くんが二木くんを問い詰めるような口調です。

「二木さんはホモセクシャルなのデスカ？　僕たちの裸を撮影シテ…」
イッチナーくんが尋ねます。

「違うよ。 蘭子さんのヌードを撮ってたんだ･･･。　蘭子さんの入浴時間しか撮影してないし…」
二木くんは下を向いたまま、つぶやきます。