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花の香りに酔う如く
第12章 沈丁花に誓う初めての夜の後〜律
ホテルでの初夜は、夢のようだった。


思ったより沙羅ちゃんは大胆で、
いつも以上に可愛らしかった。


ずっと気になっていたけど訊けずにいたママさんとのことも訊いた。


僕が沙羅ちゃんに手を出さない件について、
沙羅ちゃんが心配したり不安に思っていたことも知らなかったし、
まさかそのことを偶然会ったママさんに相談してたなんて、
夢にも思わなかった。

まして、
多分、ディルドかバイブを見せながら、
こういうこと、するってことをママさんからレクチャー受けてたなんて、
本当に驚いてしまった。


でも、素直な沙羅ちゃんは、
そういうものなのかと思って、
一生懸命、僕を気持ち良くさせようとしてくれて、
その姿は本当に愛おしくて、
何より気持ち良くて、
正直言うと興奮してしまって、
呆気なく放出してしまうことになってしまった。



ホテルをチェックアウトする前に、
ベッドや室内を整えたり、
浴槽に浮かべた薔薇を丁寧に集めて片付けたりする姿をぼんやり見ながら、
本当に優しくて見えない処でもキチンとするように大切に育てられたんだろうなと、
沙羅ちゃんのご両親に感謝してしまった。




新婚旅行先でも、
若い女の子なのに全然ブランド品を扱う店には興味がないようで、
古い建物や美術館を回っては、
のんびりカフェやレストランで過ごして、
ホテルで愛し合って過ごした。


最初に到着したイタリアで、
僕の頭が寒そうだと帽子を買いに行って、
お店の人と話しながら真剣に選んでくれたと思ったら、
水野住職と僕の実家の父にも選びたいと言い出して、
僕が帽子を被って、
2人のお土産の帽子の箱をそれぞれ持って、
満足そうに笑う姿も可愛かった。


パリに移動して、
「なんだかもっと寒いから、
毛糸の帽子、買いに行きましょう!」と言って、
エルメスに行って、
僕の帽子とマフラーと手袋を、
フランス語で話しながら選んでいるから、
仕方なく僕は英語で、
「妻にも同じものをプレゼントしたい」と言ってみると、
スタッフのヒトは「喜んで!」と言ってあれこれ持って来てくれた。

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