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花の香りに酔う如く
第22章 沙羅双樹の想い③〜律
「もうちょっと、挿れてみて?」と沙羅ちゃんが空の方を向いて言うと、

「沙羅、大丈夫?
じゃあ、ゆっくり、少しずつな?」と空が言う。


僕は沙羅ちゃんのナカが蠢いたり、
締め付けてきたりするのを感じながら、
沙羅ちゃんの背中を撫でてキスをする。


慧兄さんも手を伸ばして沙羅ちゃんの胸を優しく揉んでは舌を伸ばす。


「沙羅、痛くない?」と空が気遣うけど、
沙羅ちゃんは目を閉じたまま、

「大丈夫よ?
あっ…んっ…。
力が抜けちゃいそう…」と言って、
僕にすっかり身体を預けると、
舌を絡ませては僕の唾液を飲むようにする。


「沙羅、だいぶ奥まで入ったよ。
律兄さん、ちょっと動かしてみて?
ほら?
ナカで擦れ合ってるの、判る?」


なんとも言えない感覚に、
腰が抜けそうになるけど、
沙羅ちゃんの方が刺激が強いみたいで、

「あっ…あっ…ダメ…。
なんか…凄いの。
おかしくなりそう…」と言って、
慧兄さんのペニスを掴んで口に含んでは舐め回す。


3人で沙羅ちゃんを攻めているというより、
3人が沙羅ちゃんに呑み込まれていくような感覚になる。

これまでにない強い快感に、
意識が飛びそうになりながら、
僕は腰を振って、
「沙羅っ…。
愛してる…」と言う。

それは、慧兄さんも、空も同じだった。


4人で声を上げながら、
気づくと半ば、意識を失ったような心地の中、
果ててしまっていた。


沙羅ちゃんも意識を飛ばしてしまっていた。


僕はそっと沙羅ちゃんの頬を撫でて、
額にキスをした。


沙羅ちゃんは本当に美しくて、
あどけなくて、
そのくせ、妖艶で。



沙羅双樹が国によって全く違う品種のことを指しているように、
沙羅ちゃんには違う顔があって、
そして、誰からも愛されているように感じた。


沙羅ちゃんは僕のモノ。

でも、慧兄さんのモノでもあって、
空のモノでもある。


沙羅ちゃんは僕のことを愛してくれているけど、
僕だけを愛しているわけでなくても、
それはどうでも良いことのように思えた。


沙羅ちゃんに愛されている。
それだけで充分で、
沙羅ちゃんを気持ち良くさせてあげることができるなら、
3人でこうして、ずっと愛していければ良いと心から思った。
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