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花の香りに酔う如く
第23章 エピローグ〜月下美人に寄せて
「あら…。
お義父様、苦しくないですか?」


洗面器と今治タオルを横に置いて身体を拭き清めていた沙羅ちゃんの声が聴こえる。


「ふふ。
お義父様、お元気は何よりですわ?」
と、クスクス笑いながら、
水野の父も何か言っているようだ。


水野の父は、軽い脳梗塞で倒れて、
先月、退院してきた。

他人に自分の世話をされるのを嫌い、
ずっと沙羅ちゃんが甲斐甲斐しく看てくれている。


お風呂なんかも僕が浴室まで一緒に連れて行って、
2人がかりで中に入って洗ったりしてあげている。

バスタブにも入れてあげたいと言うので、
僕が一緒に入って、
沙羅ちゃんはキャミソールとハーフパンツ姿で、
そっと身体を撫でるように洗ったり、
麻痺した方の腕や脚をマッサージしたりしてくれている。

途中ですっかり慣れてしまって、
身体に生地が張り付いてしまうのも気にせず、
ニコニコしながら介護してくれていると、
水野の父の股間が元気になる。


沙羅ちゃんは、
「こちらも洗いますね?」と言って、
そっと握って上下に手を動かす。


「お義父様、我慢しないで、
出しちゃってくださいね?
このままだとお辛いでしょう?
もっと強くした方が良いです」と優しく笑う沙羅ちゃんに、
亡くなった奥さんが重なるのか、
おずおずと胸の膨らみにそっと顔を寄せる。


沙羅ちゃんが僕の顔を見るので、
僕がそっと頷くと、
沙羅ちゃんはキャミソールを上に持ち上げて、
水野の父の唇に先端を含ませる。


水野の父は、
夢中になって舐めたり吸ったりするけど、
片手しか使えないから、
僕も手伝ってあげたりした。




毎日だと大変だと水野の父は遠慮するので、
1日おきにしていて、
入浴しない日は沙羅ちゃんが身体を拭いている。



流石に襖を開けることはしない。
何をしているのかも、訊くことはない。


沙羅ちゃんは、
僕達、家族を包み込んでくれる大切な女神だ。


僕が若い頃に観ていたAVみたいに、
義理の父親に跨って腰を振っている姿が一瞬頭をよぎるけど、
それでも良いと思って、
ふと気付くと自分の股間が硬くなってるので、
おかしくて小さい声で笑ってしまう。



「んっ…、律さん?」という沙羅ちゃんの声がするから、
僕は慌てて、
「いや、何でもないよ?」と声を掛けて本堂に向かった。
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