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ただ一緒に居たいだけ
第8章 マインドゲーム
翌日は少し残業しての帰宅になって、
久々に渉さんと同じ時間に夕食を取れた。


「この前、渉さんがメイちゃんを送ってお泊まりした後、
慎吾さんとお父様、
ここにお泊まりしたのよ?」

「ふーん。
そうなんだ」


上の空って感じだった。


食事もそこそこで、
部屋に入ってしまう。

多分、メイちゃんと電話ね?

と思って、
食器を運んで食洗機に入れてから、
ゲームのスイッチを入れた。



また、昨日のケンさんが、
私の家のお庭にポツンと居て、
お花だらけの庭に似合わない外見ねと思って笑ってしまった。


「こんばんは」と日本語と英語と中国語で声を掛けた後、
念の為、フランス語とドイツ語でも言ってみたけど、
反応はない代わりに、
エモートでお辞儀をしたので、
私もお辞儀を返した。


お庭の畑にお水をあげてから、
室内のプランターにお水をあげてると、
ケンさんも室内に入って来るので、
「椅子に座ってください」と5カ国語で言ってみたら、
すんなり座ってくれた。

うん。
この中のどれかを使うヒトなのね?と思う。


グループチャットで次々に声を掛けられたりしていたら、
久々に、ガブちゃんとメイちゃんもログインしてきた。

慎吾さんは今夜も仕事みたいで、
ログインもしてなかった。


グループチャットで、

「昨日と今日、
知らない方が私のハウスに来てるけど、
チャット出来なくて…」

「そうなんだ?」と言って、
みんながドヤドヤと私の家に飛んで来た。


「ふーん。
若葉だから、チャットのやり方、判らないとか?」

「キーボード持ってないのかもよ?」と言って、
ケンさんにも見えるタイプのチャットで、
キーボードのこととか、
チャットのやり方を話し掛けてたから、
私が英語と中国語とフランス語とドイツ語に翻訳して打っていくと、

「アンジェラさん?
凄いな。
でも、定型文使うと勝手に翻訳されるよ?」と言われて、

「えっ?
定型文って?」と言うと、
みんなから笑われる。


「取り敢えず、人数居るから、
ダンジョンにでも行こうか?
二手に分かれて。
ケンさんもご一緒に」とマスターさんが言って、

「ガブちゃん、メイちゃん、アンジェラさんが、
ケンさんと行けば?」ってなって、
一番最初のトコに行くことになった。
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