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第1章 お仕事　お仕事

なかなかデザインが決まらず悩んでいると、西野先輩がメンテナンスから戻ってきた。

私のパソコンのデザイン画を覗き込んで

「おお、やってるのか、頑張れよ」と言いながら、今日の業務報告書をデスクの上に置いて

広瀬さんと来週の打ち合わせを始めた。

慣れないデザイン画に肩がこりはじめ、時計に目を上げた

「あ、もうこんな時間」気が付けば終業時間になっていた。

大急ぎでデスクを片付け、外に飛び出した。