この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひまわりの花束
第9章 素敵なお庭
月曜日 朝のミーティングが終わると今日外に出る西野さんに、「一緒に行って」と誘われる。

行き先は提携している小島さんという農家さんで、これから秋にむけての打ち合わせに出かけるらしい。

久しぶりの外での仕事が嬉しい。

車に行くと、そうさんもやって来る。

当たり前のように3人で車に乗り、西野さんの運転で車が走り出す。

後ろの席でそうさんと西野さんの、新しいクライアントさんの庭の話を聞きながら、窓の外の景色を眺める。

ビルやマンションから住宅地、さらに緑が多くなり、畑や田んぼが増えてくる。

車が1軒の大きな家の前に止まる。

「着いたよ、ここが小島さんの農園だよ」

車から降りると、セミが賑やかに鳴いている。

「おはようございます!」そうさんが作業場に向かい大きな声で声をかけると、奥から若い男の人が出て来た。

「お世話になります」

「おひさしぶりだねぇ」

そうさんも西野さんも小島さんとは親しいようで、早速世間話が始まる。

2人の後ろで話を聞いていると、西野さんが

「今日は相方を連れて来たんですよ、山田さん、いつもは事務やってるけど、久しぶりに小島さんの所に来たから連れて来たんですよ」
と私を紹介してくれる。

「初めまして、山田です」
緊張して挨拶をすると、小島さんは笑顔で

「西野君と一緒なの、そりゃ大変だ」と笑う。




/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ