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第7章 彼女の変化

内定が貰えたからか、香織は講義に出るようになった。



朝が弱い香織は、いつも講義が始まるギリギリに来る。



そして決まって俺の隣に座って「涼ちゃんおはよ」って笑ってくれる。



なのに、、



その日から香織は俺の隣には座ってくれなかった…





1番後ろの窓際に座って、空を眺めていることが多かった。


その姿は綺麗で、どこか儚げで、絵に描いたような女性に見えた。




俺、何かした？





嫌われた？






それとも、、



他に好きな人でもできた…？