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我が白濁の流るるまま
第4章 田辺守
第4章 田辺守

物語の舞台は山から町に変わる。

田辺守は去年の春、三流大学を卒業して、西成リネンに営業員として就職した。営業といっても作業服姿でビジネスホテルやラブホテル、温泉旅館のリネン集配がメインの、労働力の必要な業務である。
彼は細身ながら野球部にいたこともあって、下半身がしっかりとしていて体力もある。顔はというと優しげな甘いマスクのイケメンだ。だからリネン工場のオバサン連中からとてもモテた。
女も四十後半になると羞じらいがなくなるのか、守をデートに誘うこと多数であった。

ところで守は、ちょっとした性癖のせいで、ひとりの女と長く続くことがなかった。彼はベッドの上では少々相手に酷いことをするのだ。両手で髪を掴んで無理やりイラマチオさせたり、乳房を乱暴に揉みあげたり、尻っぺたを何度も平手打ち、そして最後はアナルに白濁汁を放出するのだ。若い女性はたまったものではない。
だから熟女のお誘いに、守は喜んで付き合った。熟女たちは普通のセックスでは満足できなくて、最初はヨガったりするのだが、いつまでも乱暴に扱われると、「それはちょっと」となる。実際のところ、アナルセックスを喜んで受け入れる女はとても少ない。「何でそんなところに?もっといいとこに突っ込んでよ」ということだ。

そんな性癖を持つ守には、そうなってしまった心の傷があった。
高校時代、彼は野球部に所属していたが、女子学生からの注目を独り占めしていたために、先輩部員から恨まれていた。守は彼らから辱しめを受けたのだが、それがどんなものだったのか、彼は誰にも言おうとしない。


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