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我が白濁の流るるまま
第5章 松坂慶子?
第5章 松坂慶子?

気分の悪い朝を迎えた。日本海の荒波のように後悔が私の身体を冷たく、ずぶ濡れにしている。まったく昨日はなんということをしてしまったんだ、私の馬鹿!変態男に我が尻を犯されるとは。さらに言えば、尻に肉棒をぶちこまれるだけでなく、そのことに喜びを感じてしまった自分に腹がたっていた。こんなことを繰り返しては、私まで変態の仲間入りだ。

二度と彼らと会うわけにはいかんと、明日、家に帰ることにした。なぜ今日じゃないかというと、狩谷さんの家に行こうと思っているからだ。狩谷さんは「婆さんでよければ貸してやるよ」と言っていたが、その女性に会ってみたいのだ。いや、期待しているようなことにならなくても構わない。しかし女性を見て、自分がストレートであることを確認したいのだ。

私はベッドから起きると久しぶりに下着と、その上からシャツと半ズボンを身につけた。今もアナルに太いバナナが入っているような感覚がある。それに何日も全裸でいると、何か不自然な感じがする。
しかし何人もの女性がいる家に全裸で行くわけにもいかない。それでその格好にシューズを履いて、出掛けることにした。

狩谷氏から聞いた道を降りていくと、木々に囲まれた一軒の古い農家が見えてきた。他に家も田畑もなく、

(ここかな)
と思った私はそっと開きっぱなしの門をくぐった。


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